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実例80岡崎市 N様邸

実例79常滑市 S様邸

実例78阿久比町 M様邸

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注文住宅について

注文住宅と建売住宅。どちらも戸建て住宅ですが、これらの違いについてはあまり知らないという人もいらっしゃるようです。この記事では、注文住宅について詳しくご紹介しています。注文住宅と建売住宅のメリットやデメリットなども併せてご説明しているので、ぜひ参考にしてください

注文住宅と建売住宅

注文住宅は、理想の家を実現するのに適した、設計の自由度が高い戸建て住宅のことです。注文住宅は、工務店や住宅メーカーと相談しながら建てる家。土地を持っていないという人でも、相談しながら理想の土地を探して、家を建てることが可能です。
一方、建売住宅は「土地付きの建物」をイメージするとわかりやすいでしょう。すでに建物があるため、自らのこだわりを反映することはできません。ほとんどの場合、建物は完成した状態なので、設計を変えることも不可能です。設備についても基本的には選べません。

好みが反映しやすい注文住宅

注文住宅は、建築の自由度が高い住宅です。オーナーの好みを反映しやすいため、「理想の家」を建てるのであれば、やはり「注文住宅で」ということになるでしょう。
しかし、自由度が高いことはメリットではありますが、その裏にはデメリットが隠されていることも考える必要があります。

注文住宅のバリエーション

注文住宅の中にもバリエーションがあることをご存じでしょうか?注文住宅は、実は大きく2種類に分けられます。「フルオーダー住宅」と「セミオーダー住宅」です。

フルオーダー住宅

フルオーダー住宅は、多くの人が考えている注文住宅のことです。家のほとんどを自分好みにアレンジできる戸建て住宅です。
フルオーダー住宅では、断熱材や窓枠、木材まで、オーナーが好みのものを選んで家をつくれます。もちろん、導入する機器や家の造りに至るまで、ほとんどの場所にオーナーのこだわりを反映することが可能です。すなわち、フルオーダー住宅は、どこにも同じものなどない、唯一無二の住宅なのです。
ただ、こだわりが広く反映できるということは、家を建てるのに時間とお金がかかることを意味します。そのため、フルオーダー住宅を建てられる人はかなり限られるのが実情です。

セミオーダー住宅

一方のセミオーダー住宅とは、どんな注文住宅なのでしょうか?セミオーダー住宅は、ある程度の仕様が決められている注文住宅のことです。「それでは注文住宅ではないじゃないか」と考える人もいらっしゃるかもしれませんが、セミオーダー住宅とはそういうものです。ただし、セミオーダー住宅は選べる部分が一般的な建売住宅とは異なります。建売住宅は、文字どおり、建売ですが、セミオーダー住宅の場合は、限定的ではあるものの、かなりオーナーのこだわりを反映した家づくりができます。たとえば、キッチンやトイレ、バスルームの設備、外壁のカラーなどは、オーナーが選択可能です。フルオーダー住宅だと建築費用もかさみがちですが、セミオーダー住宅の場合は、グレードを上げることも下げることも可能なので、建材や機器のチョイスによっては建築費用を下げられます。
フルオーダー住宅の場合は、計画段階から実際に住宅が完成するまでに長い時間がかかるため、建築会社自体、あまり仕事をやりたがらないという問題があります。日本では、ほとんどの場合、注文住宅とはセミオーダー住宅のことを指すと考えておいて間違いありません。注文住宅の定義をご紹介したところで、ここからは注文住宅のメリットとデメリットについて解説していきます。

注文住宅のメリット

フルオーダー住宅にしても、セミオーダー住宅にしても、注文住宅にはメリットとデメリットが存在します。注文住宅、建売住宅、どちらで家を手に入れるにしても、これらを知っておいて損はありません。

建築自由度が高い

すでにこの自由度の高さについては触れていますが、やはりこの点が注文住宅の最大のメリットだといっていいでしょう。選べる箇所がある程度決められているとはいえ、建売住宅ではまったく選ぶ自由はないわけですから比較にはなりません。
マイホームを手に入れたいと考える人なら全員、家の外観だけではなく、耐久性、耐震性、間取り、設備などについて希望があるはずです。注文住宅の場合は、このような希望に関しては、よほど高望みをしない限りは予算の範囲内でかなえることができるでしょう。セミオーダー住宅であっても、選べる範囲は比較的広いので、まったく同じ家が存在する可能性はないとはいえないものの、その可能性は限りなく低いといって間違いありません。

さまざまなタイプの家が建てられる

設計・建築自由度の高い注文住宅なら、さまざまなタイプの家が建てられます。マンションや建売住宅は、ひとつの世帯向けにデザインされているのが普通です。近年は、二世帯住宅を望むご家族も多いのですが、このような住宅は基本的に注文住宅でないと建てられません。住宅をオフィスとして使いたい場合なども同様です。世帯の分離や職住の分離を考えるのであれば、注文住宅で建てるのがベストな選択肢になるでしょう。

建築業者を選べる

注文住宅は、住宅メーカーのほか、地元密着型の工務店や設計事務所に依頼して建てることが可能です。業者との付き合いは、家が完成してからも長く続くものなので、担当者との相性なども含めて、業者を選ぶ際は時間をかけることをおすすめします。

こだわりたい箇所にだけこだわれる

注文住宅で家を建てるとはいえ、すべてにこだわって家を建てなければいけないわけではありません。実は、注文住宅で家を建てる際のメリットとして、こだわりたい箇所にはこだわり、それ以外の箇所はそこそこの選択をすることにより、費用を抑えられることが挙げられます。確かに、こだわりにこだわり抜いて家を建てれば、お金などいくらあっても足りません。家を建てるための予算は限られます。注文住宅なら、予算の範囲内でバランスをとりながら家を建てることが可能です。事前に優先すべき箇所を決めておくことで予算を有効に使いましょう。

建設途中の家を見られる

注文住宅で家を建てる場合は、建設途中の家を見ることが可能です。なぜ、これがメリットになるのでしょうか?思い出になるのかもしれませんが、もちろんそういうことではありません。建設途中の家を見られるということは、建築を担当する側が「手を抜けない」ことを表します。施主がいつ作業を見に来るかわからないという環境は、いい意味でのプレッシャーになります。そのため、見に行かなかったとしても、手抜き工事を減らせるのです。住宅メーカーによっては外部にチェックを依頼している場合もありますが、この見えないプレッシャーはとても効果的です。建売住宅の場合は、すでに建てられた住宅を購入することになるので、いくら内外装がきれいに仕上がっていたとしても、見えない本当に重要な部分についてはどうなっているかわかりません。

注文住宅のデメリット

大きなメリットがある注文住宅だからといってデメリットがないわけではありません。

土地探しが難航する場合がある

すでに土地をお持ちの人は問題ありませんが、土地探しから始める場合はなかなか大変です。条件のいい土地には家がすでに建てられているので、誰かが手放すのを待つしかないのです。

完成までに時間がかかりがち

フルオーダーではなくセミオーダーの注文住宅でも、やはり完成までに多少の時間がかかります。そのため、計画から入居までの時間は、建売住宅との比較にはなりません。建売住宅なら、購入して間もなく引っ越すことができます。
注文住宅の場合、契約までに1~2ヶ月ほどかかることがあります。土地から探す場合だと、それこそ7~8ヶ月経過しても建築工事が始まらないということもあるでしょう。

お金がかかりがち

注文住宅で家を建てる場合、どうしても「あれもこれも」と次々と希望があふれ出てくることが多く、結果的にお金がかかりがちになります。メリットでもご紹介したとおり、ここは優先順位を決めてお金を使うことが大切です。
思ったよりも出費がかさむケースの多い注文住宅の建設では、少し予算を多めにとっておくことをおすすめします。
注文住宅で家を建てたいけれども、どうしても予算が厳しいという場合は、土地を購入する場合に限りますが、建築条件付きの土地を購入すると、コストを少し抑えることが可能です。
建築条件付きの土地は、利用方法に制限の付いた土地のことです。建築条件付きの土地に家を建てる場合、特定の会社に建築を依頼しなければなりません。要するに、制限がある代わりに、少し安く土地を手に入れられるということです。建築条件付きの土地の場合、間取りは決められることが多いようですが、フルオーダー住宅のような設計自由度はありません。建築を依頼する会社が決められているため窮屈ではありますが、どうしても予算を抑えたいという場合は、選択肢として考慮してもいいでしょう。

完成した家をイメージしにくい

建売住宅の場合は、すでに家が目の前にあるので、実物を見れば、少なくとも目に見える部分はチェックすることができます。しかし、注文住宅の場合は、計画段階では当然、何もありません。現在は、パースと呼ばれるデジタルイメージを制作してくれることも多いため、何もないよりはかなりイメージしやすくなっています。しかし、それでも家が完成してみると「何かイメージが違うな…」ということはありえます。

注文住宅と建売住宅を比較してみる

注文住宅で家を建てるメリットとデメリットをご紹介してきましたが、ここからは、建売住宅のメリットやデメリットも挙げながら、両者を比較していきます。注文住宅はとても魅力が多いのですが、向き、不向きは当然あります。注文住宅は、万人にとってふさわしい家を所有する方法ではないのです。ここでは「お金」と「時間」に加えて「満足度」という点で両者を比較していきます。

お金

お金の面で注文住宅と建売住宅を比較してみましょう。フルオーダー住宅にしてもセミオーダー住宅にしても、好みが反映できる注文住宅では、建材や設備も選択肢の幅が豊富です。こだわればこだわるだけお金はかかりますが、すでにご紹介したように、こだわりたい箇所にだけこだわれば、コストは抑えられます。
一方の建売住宅は「売れる」ことが条件となるので、設備も建材も平均的なものを使用して、売価を抑えることが重要視されています。そのため、注文住宅よりも一般的には安く購入可能です。

時間

入居できるまでの時間で注文住宅と建売住宅を比較すると、こちらもすでにご紹介したとおり、スピードだけなら圧倒的に建売住宅に分があります。注文住宅の場合は、打ち合わせや設計に多くの時間が必要です。工法を選ぶことで工期を短くすることは可能ですが、基本的に時間はかかります。しかし、理想の家を手に入れるのであれば、プランニングに十分な時間を割くことはとても大切なことですし、これこそが家を建てる醍醐味です。早く入居したいからと妥協してしまうのでは、注文住宅で家を建てる意味がありません。
ただ、このプランニングの回数を制限している会社もあるので、事前に確認しておきましょう。

満足度

満足度は一概に比較できるものではありません。注文住宅でも建売住宅でも、よい買い物ができたと思えれば、どちらも満足度は高いといえるでしょう。
しかし、注文住宅の場合は、土地探しや打ち合わせに時間をかけ、さらに地鎮祭なども経験して家を建てるためのプロセスをすべて自ら体験することができます。一般的な考え方として、好みやこだわりを広く住宅に反映できる注文住宅のほうが、満足度は高いといえるのではないでしょうか。

まとめ

戸建て住宅を注文住宅で建てる際のメリットとデメリットを、建売住宅との比較も含めてご紹介してきました。注文住宅は、自身の好みを反映できるという点で、とても魅力的です。しかし、そのためには、信頼のおけるパートナーを探さなければなりません。業者とは、土地探し、設計、建築だけではなく、完成後のメンテナンスも含めて長い付き合いとなるので、慎重に選ぶ必要があります。新築の際は、どうしても「家を建てる」ことだけに気をとられてしまいがちですが、その後のこともしっかり考慮して業者を選ぶことが重要です。

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