「マイホームを注文住宅で建てよう」そう考えている方にとって、おしゃれな家にしたいという願望にありますよね。注文住宅だからこそ、家づくりにおいてできることは多いので、おしゃれな家に住みたいものです。ここでは、おしゃれな注文住宅を建てる際に、押さえるべきポイントについてお届けします。

注文住宅でおしゃれを主張できる所とは？

外壁

外壁は、素材の質感や色目などで家の印象を変えることができます。なので、モダンな感じ、古民家の雰囲気、洋風、和風など、テイストを考慮して自分好みのデザインに仕上げることが可能です。外壁というのは、家づくりにおいては、おしゃれを主張できる大きな部分を占めているので、選択するものによって印象がガラリと変わります。

家の形状

家づくりでは、印象を大きく決定する要素の一つに家の形状も挙げられます。洋風か和風かでも形状は異なりますし、使用建材によっても家の印象は変わります。注文住宅になるので、間取りを自分好みにアレンジできますが、それにより家の形状というのは影響を受けます。基本的に、家の形状と間取りというのはセットなので、外観、内観、使い勝手など総合的に組み立てるのが注文住宅のセオリーであることも覚えておきましょう。

窓

窓というのは、住宅の中でデザイン性と機能性を併せ持つ、重要なパーツでもあります。外から見た際にも、窓の印象で家の見え方が違ったり、室内から見ても雰囲気が大きく変わったりする部分です。注文住宅では、大きな窓に人気がありますが、その理由は光が入って明るい室内になる、外から見た際に高級感があるなどが挙げられます。ですが、その分強度の高いガラス使用が必要なので、費用は割高になります。

玄関

玄関は、家の顔ともいえる場所です。一番初めに目に入る場所であり、玄関の印象は家の外観にも影響も与えます。注文住宅では、玄関にこだわり方も多いです。廊下やリビングと調和を取ることで、一体感やおしゃれ感を演出しやすくなります。また、外から見た印象も玄関がおしゃれだと、家全体もおしゃれな印象に仕上がります。

内装

内装は、家で暮らす住人にとって日々の生活の中で必ず目にするものです。来客者が来た際にも、自分の家の内装で相手に与える印象も大きく、おしゃれに感じられると「おしゃれな家」となりますよね。外観にはあまりこだわりがない場合でも、やはり注文住宅では内装はこだわりたい所です。内装では、壁材や、色、質感などで自分のこだわりを反映させることが可能です。本格的な壁材は高価になりますが、クロスを工夫するだけでも高級感は十分出すことができます。

間取り

間取りというのは、家の機能と印象を決める重要なポイントです。間取りが違うだけでも、同じ広さの空間が広く見えたり狭く見えたりもします。また、間取りはおしゃれ重視より生活動線を重視すべきでもあります。外観はある程度見た目重視でも構いませんが、内装や間取りは生活の利便性を考慮する必要があるからです。特に、家事をする方の意見を取り入れながら、快適な住まいづくりにしていくことが大切です。

注文住宅で人気のおしゃれ演出とは？

吹き抜け

吹き抜けは、家づくりにおいて憧れのおしゃれ演出です。モデルとなっているのは、ホテルや美術館などの設計が多いです。しかし、このような高級感や文化の香りが漂う演出を、注文住宅でオシャレに取り入れたい方は多くいます。

リビング階段

リビング階段は、広めにスペースを取ったリビングの中に階段があるつくりの家です。上階と空間的に繋がるので、吹き抜けと同じような開放感があります。また、スケルトン階段という、光が差し込むデザインの階段にすると、また違ったおしゃれな空間にすることができます。

モダン風外観

最近の住宅では、モダンデザインが多く、モダン風は人気です。形状、色、サイディングなどの工夫により大きく変わるので、コスパを考えながら選ぶのがおすすめです。モダンデザインに色々ありますが、余計なものを省いた洗練さも感じられるのが特徴でもあります。余計なもの省くので建築費カットにも繋がり、モダン風外観では建築費を安くする余地も生まれます。

大きな窓

窓の大きさというのは、外観の印象をはじめ室内の明るさにも深く関わってきます。注文住宅を検討される方の中には、窓の大きさにこだわりたい方も多くおり、如何に窓を大きくするかという点に集約しています。スタイリッシュな外観が期待できたり、現代的で都会的なデザインに仕上がったり、窓でも色々演出できます。住人にとっては、昼間の採光が魅力でもあり、照明が要らないくらい明るくなるので、家の中も明るい印象になります。一方で、大きな窓であることは、外から家の様子が見えてプライバシー問題もあります。その問題は、カーテンをすることで解決すますが、窓の掃除やメンテナンスは手間を要すること、高品質なガラスを使用しない場合、断熱性があまりないことも留意しておきましょう。

間接照明・ビルトインエアコン

間接照明は、部屋全体に柔らかな光を差し、柔らかな光が目の疲れを防いだり、また、部屋に高級感のある印象を与えたりします。ビルトインエアコンは、天井に埋め込むタイプなので、エアコンが目立ちません。通常のエアコンに比べると割高ですが、部屋全体の一体感を保ち高級感を演出します。

無垢フローリング

家での生活において、床というのは常に下に見えているベース部分です。なので、床素材や色によって室内空間の印象がガラリと変わります。注文住宅でも床は家づくりで意識される項目でもあり、その中でも人気は無垢フローリングです。着色や加工がなく、木の質感や素材感を残している床材をいいます。無垢材使用のフローリングは、自然の優しい風合いが感じられ、とても人気が高くなっています。

タイル床

タイル床は、約30㎝四方の床用タイルを敷き詰める方法です。タイルは選択肢が広く、材質、色、デザインなど、自分が気に入ったものを選びやすくなっています。デザイン面でおしゃれで洗練された印象があり、機能面のメリットも多いことが挙げられます。機能としては、汚れや衝撃に強く掃除しやすいことが主なメリットになります。もちろん、耐水性も高いので、染み込まず直ぐ掃除ができます。ロボット掃除機とも相性も良いので、床を清潔に保つ意味でも検討する価値があります。

おしゃれな注文住宅を建てるポイントとは？

家族構成や生活スタイルを意識

おしゃれな家と生活の便利さというのは、相反することが多いです。なので、おしゃれさを優先したあまり、暮らしていく上で使い勝手の悪い家になってしまいます。家は見て楽しむものではなく、住むものです。不便な家にしないためにも、将来も見越した家族構成と生活スタイルは必ず意識しましょう。家族構成で、家の形状や間取りを決めるのは大事であり、住人が快適な暮らしを送れることを優先して下さい。

売却の可能性も考慮して資産価値を高める

注文住宅を建てる際には、売却のことも考慮するのは稀です。しかし、人生では何があるか分からないこともあります。何らかの理由で家を売却することになった場合、少しでも高く売却できる方が良いです。なので、少し考えておくと、後で自分を助けてくれるかも知れません。売却で買い手がつきやすいのは、風景に溶け込む安定感のある家です。そういった家は買い手がつきやすく、資産価値も高くなります。また、必要に応じてリノベーションしやすい設計にしておくと、買い手の幅を広げることにも繋がり有利です。

施工業者の依頼先を吟味

注文住宅では、施工業者選びは重要です。ただし、業者によって得意分野は違ってくるので、得手不得手というものがあります。自分が思い描く注文住宅のイメージがあるとおもいますが、その分野に精通した業者であるかの吟味は必要です。過去の実績をチェックしてみまましょう。また、設計依頼する際、自分の希望はきちんと伝え、どこまで共感してくれるかも大事です。良い家をつくっていくには、機能性や快適性も大事なので、それらも踏まえて一緒に家をつくる感覚を持つようにしたいものです。

流行に流され過ぎない

不動産業界においても、家づくりにおける演出にも流行というものがあります。ここで紹介しているものに関しても、流行の影響を受けているものも幾つかありますが、あまりにも流行を追い過ぎた家は失敗の原因になります。流行はいつか流れ去るものなので、流行が過ぎた家は、何だか時代遅れの印象を与えます。築年数は経っていなくても、流行が終わる古く見えることもあるので、流行を追いかけ過ぎないことに注意しましょう。

見積もりや設計の依頼は具体的にする

家づくりにおける依頼段階では、まだ見ぬ家の話だけにイメージやニュアンスで要望を伝えていきます。そこで大事なのが、しっかり具体的に伝えることです。施工業者はプロなので、ある程度お客様の要望を理解してくれます。しかし、伝え方が正確だとより自分の要望に叶った提案が出やすくなりからです。「もっと素敵にしたい」というより「もっとここは高めにして、色は控えたい」など、具体的に伝える方が自分の要望を理解してもらえます。頭の中だけで構想するだけでなく、それを書き出してみるとより具体化していくことができます。

まとめ

ここでは、おしゃれな注文住宅を建てる際に、押さえるべきポイントについてお届けしてきましたが、いかがでしたか？おしゃれなデザインのマイホームは憧れですよね。注文住宅を建てる際に失敗したくない方のために、おしゃれな注文住宅の様々な工夫や失敗しないためのコツをお伝えしてきましたが、参考になったでしょうか。是非、素敵なマイホームを建てて、楽しいマイホーム生活を送っていきましょう。