注文住宅で失敗しない!注文住宅に多い失敗例と対策について知ろう!|

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注文住宅で失敗しない!注文住宅に多い失敗例と対策について知ろう!

2021.08.09

マイホームを建てることは、人生において大きな決断であり、誰もが憧れますよね。新築で注文住宅を建てるのであれば失敗は避けたいものです。ここでは、注文住宅における代表的な失敗事例、また、その対策のポイントについてお届けします。

注文住宅に多い失敗例とは?

間取り

注文住宅の間取りの失敗例で最も挙げられるのは、生活動線を考慮していなかったというものです。これは、料理、掃除、洗濯などの家事を行う際、お風呂、トイレなどに行く際、移動する度に行動にストレスが生じます。なので、住宅の間取りを考える際には、必ず動線を考えておくことが重要です。キッチン、洗濯機、リビング、トイレ、物置きなど、日常生活の中でよく行き来する場所へは、無理なく移動できるように間取りを組んでいきましょう。家事動線と生活動線がぶつからない導線にすることで、快適でスムーズな生活を送ることができます。

玄関

注文住宅の玄関の失敗例で最も挙げられるのは、玄関収納をもっと大きくすればと良かったというものです。特に、家族がいて人数が多い場合は、容量を多く取る方がおすすめです。子供がいるとどうしても玄関先に置く物は多くなるので、収納場所に困るケースが多々あります。小さい子様がいる場合は、ベビーカーや玩具類、小学生~高校生のお子様がいる場合は、習い事や部活のアイテム、スポーツバッグ、専用シューズなど、靴の他にもこのような荷物が収納できるようにしておくと良いです。最近では、玄関にウォークインやウォークスルータイプの収納を作る間取りも多く、ベビーカー、自転車、ゴルフバッグなども置けて便利で、尚且、収納力も靴箱と比べてアップします。

キッチン

キッチンに関しては、毎日使う場所になるので、家づくりの中でも色々なリクエストもある部分です。なので、その分、悩みや後悔も出やすい場所に挙げられます。たとえば、最近ではオープンキッチン、アイランドキッチン、対面キッチンなどは人気が高まっています。しかし、一方で、リビングとの境界が少なく、洗い物や換気扇の音が邪魔になる、キッチンが丸見えの状態が気になるなど、不満も挙げられます。キッチンシンクや換気扇は静音仕様タイプがおすすめですし、全てオープン状態でなく、作業場所に壁を作るなど、

空間の工夫をしましょう。また、どこに壁を置くかも大事で、換気扇やコンロ前に壁を置くと、床への油跳ね防止になります。また、キッチンの作業台が全てフラットでオープンだとリビングから丸見えで、キッチンがごちゃごちゃしていると生活感が出てしまいます。なので、リビングから目隠しできる高さのカウンターを設けましょう。カウンターに椅子を置けば簡易的なテーブルとしても活用できます。

リビング

リビングに関しては、家族の憩いの場所だからこそ、一番失敗したくない空間でもあります。注文住宅の玄関の失敗例で最も挙げられるのは、個室の広さを優先して、リビング面積を必要以上に減らした結果、家具を入れた後に「狭くし過ぎた」と後悔することです。見た目や費用よりも、リビングとしての使いやすさや暮らしやすさを優先し、失敗を防ぎましょう。

リビングには、テレビやソファというように、大きな家具・家電が置かれます。なので、自分が思っている以上に、狭く感じることがあります。なので、モデルハウスの見学などに行ってみて、家具や家電を置いた後の広さを確認する、お子様が小さい場合、大きくなったことも考慮してスペースを考えるようにしましょう。リビング床面積を減らす場合、備え付け収納を多く設計し、広々と空間を使えるようにすることもできます。

また、スキップフロアは、段差を作ってメリハリを与える効果がありますが、天井の高さによって空間が狭く感じることもあったり、掃除が手間であったり、「失敗した」と感じることもあります。なので、段差つける位置に配慮する必要があります。段差利用は、引き出しを作ることも可能なので、収納活用も考慮すると良いです。また、高齢になってくると段差で転倒する危険性もあるので、将来的なライフスタイルに対応可能であるか、アドバイスをもらいながら判断しましょう。

他にも、吹き抜けのリビングは開放感があり魅力的です。しかし、吹き抜けは、音が響きやすかったり、冷暖房の効率が悪かったり、デメリットも多少あります。音の反響に関しては音吸収の壁材使用、冷え対策には床暖房を取り入れる、このような対策を取ることができます。また、全館空調システムを採用すれば、家中の温度を一定に維持できます。

いずれもの場合も費用はかかるので、ハウスメーカーに建築予算と共に相談しましょう。

水回り

注文住宅の水回りの失敗例でよく挙げられるのは、トイレが寝室と遠い、お風呂に窓がなくて湿気溜まる、脱衣所と洗面所が一緒で利用しにくいなどです。水回りというのは、日常生活で関わりの強い場所なので、快適に過ごせる空間づくりが大切です。なので、お風呂は湿気が溜まらない構造にするために、必ず窓を付けて風の流れの有無も確認しておきましょう。また、お風呂の内装もオシャレさだけでなく、手入れのしやすさも大切です。他にも、家事は効率的にこなしたいものです。しかし、脱衣所と洗面所が一体化していては、洗濯機が使用できないなど時間のロスに繋がります。なので、脱衣所と洗面所をセパレートにすると、忙しい時間帯の時も有効的に活用できます。

階段

注文住宅の階段の失敗例でよく挙げられるのは、生活動線・扉の設置・安全性などに関してです。来客時の往復に配慮する場合、浴室やトイレを2階に設けて1階のリビングルームの通過を不要にしたり、空気の流れを防ぐために、リビング階段をリビングルーム壁側に作って入り口にドアをつけたり、階段を作る際には本当に必要かを考え、無理にデザイン優先にせず、安全性を重視取しましょう。

子供部屋

注文住宅の子供部屋の失敗例でよく挙げられるのは、子供が増えて部屋数が足りなくなることです。なので、子供部屋を作る際には、将来を見越した設計にしましょう。子供が成長してくれば、個室や個人スペースが必要になります。なので、部屋を区切れる構造にしておくことがポイントです。また、性別の異なる兄弟・姉妹であれば、早く段階で個人の部屋を欲しい気持ちになることが多いです。引き戸活用の間取など、ライフステージに対応できるようにプラン提案してもらうことが大切になります。

収納

収注文住宅の収納の失敗例でよく挙げられるのは、収納が足りない、収納スペースがもっと必要であったことです。基本的に、収納に関しては多めに作っておく方がおすすめです。壁面収納は、オープンと扉の2つのタイプのバランスが大事になります。扉タイプは、扉を閉じればスッキリですが圧迫感もあります。また、オープンタイプは、物を取り出す際に使いやすくて明るく開放的ですが、場合によってはごちゃごちゃした印象も与えます。なので、自分のライフスタイルに適した収納をチョイスしましょう。

注文住宅で失敗しないポイント!

自分が希望することの優先順位を決める

注文住宅というのは、ある程度自由度がある設計ができることが魅力です。しかし、希望が多い場合は優先する項目が絞りにくくなります。なので、優先順位を家族で話し合いをして決めておくと良いです。絶対に必要であるもの、できれば取り入れたいもの、予算があったら取り入れたいもの、というように項目を分ける方法も一つです。優先順位の整理は、注文住宅においてコスト削減の際にも役立つので、ポイントを押さえておきましょう。

部屋の広さや位置関係は体験しに行く

注文住宅では、「自分がイメージしているのと違った」と感じやすい項目に、部屋の広さが挙げられます。建物が完成した際には、まだ家具などが一切設置されていないので、ある程度の広さがあるように感じます。しかし、実際に家具を設置してみると「想像より空間が狭い」という声もあります。なので、こうしたイメージの違いを解消する方法に、住宅展示場や友人の家などへ行って、プランを建てる前に体感するのがおすすめです。スムーズな動線であるかの確認や、モデルルームでは天井が高くなっている場合もあり、天井が高く床面積も広く感じたりるので、色々体感して見ましょう。一般的な天井高は約210~240㎝で、高めの場合でも約270㎝程度です。最近では、パソコンで3Dモデルルームを内覧できるシステムあり、足を運ぶことが難しい方はリモート活用できるこれらのシステムを利用するのがおすすめです。

間取りを生活環境に対応できるようにする

たとえば、家族が増えたし子供が大きくなったりした場合、こうした家族変化に対応できる間取りにしておくことが大切です。壁を作らず引き戸で区切るなど、将来を見越した構造にしておくことがコツです。図面を考える際には、まず、どのような間取りパターンがあるか質問してアドバイスをもらいましょう。

家事や生活の動線を考慮する

家事動線や生活動線というのは、まず、家族の生活の流れを考えることがコツです。快適な移動、無駄なく行動に移せる、これは日常生活のストレスが大きく軽減されるポイントです。なので、動線を間違えてしまうと、快適に生活できないストレスが溜まります。動線に配慮して、ストレスをかからない生活動線にしましょう。

収納は余裕をもった設計にする

家づくりでは、収納は多めに作っておくのがおすすめです。デッドスペースに収納機能をもたせておくと、家を有効活用することができます。家を広々と使うには、なるべく家具は少なく抑えるが大切です。なので、今必要な収納スペースだけにせずに、余裕をもって多く収納スペースを作っておくと、整理する際にも困らず便利に活用していくことができます。

窓の位置と枚数に考慮する

たとえば、採光を増やしたく窓数を多くし過ぎたことで、家具設置スペースがない、低い家具しか置けないなど、困った状況になる可能性も出てきます。また、光が入る方角にあるか、隣接建物に遮られないかなど、確認しましょう。また、配置の位置にも重点を置いて下さい。窓というのは、光以外にも音や匂いも室内に入ってくるので、近隣に施設や工場がある場合には注意しましょう。

コンセントの位置・数の決め方に注意する

コンセントの位置や個数は、暮らしはじめてから「失敗した」と感じるケースが多いものです。特に、コンセントは必要な場所にないと、延長コードなどを使うことになってしまい、見た目にもよくありません。建てる前に家具の配置、電気が必要な箇所は計画しておくと安心です。それだけでなく、建築士やメーカーの意見は十分に取り入れましょう。

流行や何となくで決定しない

注文住宅では、流行だけで家のデザインを決定しない方が良いです。流行りは最先端ではありますが、いずれ時代遅れのスタイルになっていきます。また、何となくで決めたことで、後悔するケースも多いです。注文住宅は、自分で決めていくことが必要な分、しっかり一つ一つ決めて行くことで、満足度の高い家を得ることができます。

提案力のある建築会社を選ぶ

自分が建てたマイホームのイメージが明確な場合、色々な失敗もポイントを押さえながら自分で防ぐこともできます。しかし、初めての家づくりでは、中々自分ではイメージすることができない部分は多々あります。失敗を少なく後悔しない家づくりを行うためには、注文住宅を建てる会社選びがとても重要です。家づくりでよく挙げられる失敗についても、担当者から事前にしっかりアドバイスがもらえたり、自分の理想のマイホームに対してより良い提案をしてくれたり、プロ目線からの経験を元に色々提案してくれる会社がおすすめです。また、自分の理想イメージを具体化してくれる会社は、イメージが伝わりやすく色々な工程もスムーズに進めていくことができます。単にお客様の希望をヒアリングするだけで、アドバイスも無いまま進めていく会社は避けましょう。家づくりというのは、一生に一度の大きな買い物でもあります。マイホーム完成後もメンテナンスなどで付き合いがあるので、納得できる所をしっかり検討することが大切です。

まとめ

ここでは、注文住宅における代表的な失敗事例、また、その対策のポイントについてお届けしてきましたが、いかがでしたか?家づくりでは、間取り、内装、設備など、色々なことを決めていかなければなりません。不明点や分からないことがあれば、その場で質問して解決していきましょう。自分たちに何が必要で何が不要か見極めながら、理想のマイホームづくりを行いましょう。

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