注文住宅とはどんな家?メリットとデメリットについて知ろう!|

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注文住宅とはどんな家?メリットとデメリットについて知ろう!

2021.08.02

憧れのマイホームを建てる際、注文住宅でつくりたいと思っている方は多いです。しかし、注文住宅が一体何なのか、注文住宅のメリット・デメリットなど、色々分からない部分もあるかと思います。ここでは、注文住宅の基礎知識やメリット・デメリットについてお届けします。是非、マイホームを建てる際の参考にして下さい。

注文住宅とは?

自由に設計プランを決められる一戸建て

注文住宅は、自由に設計して建てることができる一戸建てのことをいいます。しかし、1から10まで自分で決めることができる、フルオーダーが当たり前ということではありません。注文住宅といっても、基本仕様などは決定しており、間取りや設備などを決められた範囲で選ぶセミオーダーもあるからです。たとえば、幾つか間取りパターンが用意されている、水回り設備は規定の住宅設備機器メーカーから選ぶなどが挙げられます。また、セミオーダーであっても、外壁カラー、クロス、床などは自由に選択可能など、選べる範囲というのは建築会社で変わります。

設計事務所に設計依頼して住宅を建てる場合には、細部まで施主が自由に決定できますが、ハウスメーカーや工務店で建てる場合は、建築工法や基本仕様などは決まっており、設備などは特定メーカーなど、ある程度決まった価格帯の中から選択していきます。また、こうした制約がある場合でも、どこまで自分で決められるかは建築会社で違います。選択肢の範囲が広い、または、限定されている、同じセミオーダーでも自由度は異なります。限定されたメーカーから選択するだけで十分か、好きな素材を選びたいのか、自由に選択したい範囲によって建築会社選は変わってきます。

「フルオーダー住宅」と「セミオーダー住宅」の違い

フルオーダー住宅

フルオーダー住宅というのは、使用する木材、断熱材、窓の種類など、新築に関わる全項目に関して、依頼者指定で計画する住宅をいいます。この場合、設計の自由度は高いですが、色々な建築知識は必要になってきます。また、フルオーダー住宅は、こだわる分手間はかかりますが、自分好みの世界に一つの住宅になることは大きな魅力でしょう。住宅完成までにはある程度の時間も必要になるので、資金や時間があって最高品質を求める方にはおすすめです。

セミオーダー住宅

セミオーダー住宅というのは、予め基本仕様が決まっています。依頼者が全て決定するフルオーダー住宅とは異なり、水回りなどの住宅設備や外壁のカラーなどを依頼者が決定していきます。もちろん、セミオーダー住宅でも、間取りは依頼者が決められますし、必要に応じて設備のグレードアップ・ダウンをすることも可能です。フルオーダー住宅では、豊富な建築知識と資金が必要なので、注文住宅ではセミオーダー住宅を選択する方が多い傾向にあります。注文住宅では、一般的に大体がセミオーダー住宅のことを指しており、中には、規格図面を提案している建築会社もあるので、依頼する際には注意しましょう。

新築一戸建て購入のその他の選択肢との比較

新築一戸建てを購入する場合は、土地付きの建物を購入する、建売住宅の選択肢も挙げられます。この場合、住宅プランニングを自分でして家を建てるのではなく、土地とセットになっている竣工済み建物を購入します。未完成の場合もあるのですが、基本的は設計変更することはできません。一方、注文住宅では、施主が自由に選択できるかに関してはケースバイケースでも、間取りは自分で決定できたり、ある程度の制約はあっても設備や仕様も自由に選択することができたりします。

土地購入して注文住宅を建てる場合は、土地によって建築条件付きのケースがあります。この場合、指定施工会社に施工依頼をすることになります。間取りは自分で決定できますが、フルオーダーの注文住宅に比べて自由度は低くなります。家づくりのパートナーを自由に選ぶことができない点は、通常の注文住宅と大きく異なる部分です。

注文住宅のメリット・デメリットとは?

注文住宅のメリット

自由に選択して唯一無二の家が完成する

注文住宅というのは、間取りや設備をはじめ細部に至るまで、自分のこだわりを反映することができるところは最大の魅力です。家づくりに徹底的にこだわれば、その分完成した際の満足度も上がりますし、世界に一つだけ、唯一無二のマイホームに仕上がります。「こだわりのマイホーム家を建てたい!」と注文住宅を選択する方は、設計者と直接コミュニケーションが取れる建築会社がおすすめです。打ち合わせの時に、営業担当者はもちろん設計者も同席していれば、自分が思い描く家のイメージを伝えることができます。また、こだわる部分に関しては人それぞれで違いますが、こだわりたい部分にしっかり対応してくれる会社を選ぶことが、納得のいく注文住宅を完成させる秘訣です。

建築過程を確認することが可能

建売住宅の場合、完成済み物件を見て契約するので、建築過程を自分の目で見ることはできません。しかし、注文住宅の場合は、契約をしてから家づくりの状況や過程を実際に確認できることは良い点でしょう。自分の目で確かめることで、欠陥住宅や手抜き工事への不安解消にも繋がります。現場確認の際には、清掃や整理整頓がしっかりされているか、現場や近隣への気配り、施工は丁寧かなど、色々なことを見極める判断材料になります。また、現場の職人さんとコミュニケーションを取ることで、マイホームへの愛着も深まるものです。しっかり施工されているかの見極めは難しいですが、気になる点は建築過程において現場監督や営業担当に確認することができます。

注文住宅のデメリット

購入前に実物確認することは不可

建売住宅では、実際に自分の目で家を見てから購入することができます。しかし、注文住宅というのは家が建つまで、実際に完成したものを確認することはできません。間取図での確認す、パースやモデルハウスなど、これらを元に完成イメージを膨らませてプランニングしていきます。パースやCGといったビジュアル的イメージを使って打ち合わせが行われることもありますが、間取図を補完するものなので、細部は間取図で確認しましょう。例えば、隣家との距離で光の入り方は変わりますが、採光まで忠実にビジュアルイメージに反映されているとは限りません。また、モデルハウスの見学では、自分が建てたい家と比較しながら見ることが大切です。モデルハウスでは、部屋が広くつくられていることが多く、設備や仕様もハイグレードのものが採用されています。もし、建築会社が手掛けた家の内覧会があれば、モデルハウスよりイメージを膨らませやすいです。

自分に合う一戸建てを選ぶポイント!

マイホームづくりでは、人それぞれ建築費にかけられる予算は違いますよね。基本的に、家を建てる際には、建築費によって注文住宅のクオリティは変わります。なので、予算が潤沢にある場合は、予算をかけた分だけ自分の希望するイメージを実現することが可能です。しかし、マイホームづくりにかける予算というのは、無限にある訳ではないのである程度は限られてきますよね。自分がマイホームにかける予算の中で、建築費にどの程度予算を投じるかは注文住宅で家を建てる上でポイントになる部分です。

まず、立地にこだわりたい場合は、最寄り駅、路線、駅からの距離などを見ると思います。そうなると、土地購入予算の配分が多くなります。建築費用に関しては、ある程度の削減が必要かと思うので、大体1000~2000万円程度を予算に検討するのが良いでしょう。

また、内外装をできる限り叶えてこだわりたい場合は、建築費予算は大体3000万円以上の確保が必要です。注文住宅を購入する方の多くは、自分の希望を叶えたマイホームを建てることが目的ですよね。そうなると、ある程度の予算は必要になってきます。立地を多少妥協しても、建築費に予算を回すと内外装も充実するでしょう。

他にも、建築費を安く抑えたい場合は、大体1000万円台の予算でマイホームを建てることもできます。もし、建築予算を1000万円台で検討されている場合、別の建売住宅や中古住宅なども視野にいれつつ検討し、選択肢を広げてみましょう。

注文住宅は予算管理が重要!

注文住宅でマイホームを建てる魅力というは、自分の希望が家づくり叶えられるところにあります。これは、注文住宅で家を建てる醍醐味ともいえます。しかし、全ての希望を叶えられるとは限りません。注文住宅を建てる際には、人それぞれ必ずマイホームの建築予算がありますよね。自分が目安にしている予算編成に関して、「マイホームづくりで何を優先したいか」これを明確にすることで、先に予算確保する項目が分かってきます。たとえば、立地優先の方は土地購入費、建物優先の方は建築費の予算割り振り、こうすることで自分が望む注文住宅に近づいた家づくりができます。予算を決めないで希望を伝えても、予算オーバーになってしまいますので、ある程度マイホーム予算を決め、予算範囲内で注文住宅プランのアドバイスをもらいましょう。

まとめ

ここでは、注文住宅の基礎知識やメリット・デメリットについてお届けしてきましたが、いかがでしたか?マイホームづくりでは、建売住宅の購入、または、土地購入して注文住宅を建てるなど、幾つかの選択肢があります。実際に家を建てる際に、コストや手軽さ優先であれば、建売住宅の購入や建築条件付きの土地に家を建てること一つです。しかし、注文住宅というのは、自分の希望やこだわりを取り入れることができ、建築過程にも目を配ることができます。細部までこだわったからこそ、マイホームへの愛着も一層湧きますよね。こだわりを詰め込んだ快適な住まいを手に入れたい方は、是非、注文住宅をマイホームづくりに検討してみませんか?

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